不用品回収業者の中にも買取に対応していて、リサイクルショップの中にも不用品の回収にも対応しているところも多いため、どちらに依頼しても同じなのでは？と考える方も少なくないと思います。
しかし、リサイクルショップの方が買取として取り扱う商品の幅が広く、不用品回収業者の方が回収だけという点でみれば利便性が高いことなどに大きな違いがあります。
したがって、処分する不用品が少なく買取に特化したサービスを利用したい場合はリサイクルショップを、反対に買取してもらえそうな商品が少なくて、不用品のほとんどを回収・処分してもらうことになりそうな場合は、不用品回収業者を選択することをおすすめします。
不用品回収業者を利用するメリットは、基本的に依頼主は不用品の処分に対して何もしなくてもよいということです。電話やメールで全てが完了し、指示をすればどんどんトラックに積み込み要らないものを短時間で運び出してくれます。
不用品回収業者を利用するデメリットには、高い確率で費用がかかることが挙げられます。処分してもらうモノの方が多いと、よほど価値ある高級品がない限りは回収費用を請求されてしまいます。
その点、お金に換えてもらえるモノの方が多くリサイクルショップに依頼した場合は、処分してもらう商品があっても手元にお金が残る可能性が高く、自分が使用しなくなったモノを現金化できるという大きなメリットが生じます。
リサイクルショップの査定員なら普段からいろいろなジャンルの商品の鑑定をしているので、価値ある商品に安価な値段を付けられるリスクも抑えられます。
ただし、最近では家電をはじめとして一昔前は値段がついていたものでも買取してもらえない商品も増えていて、買取価格が低くなってきている傾向がある点は、リサイクルショップを利用するデメリットとして挙げられます。
リサイクルショップでモノを売るだけでなく、そこで販売されている商品を購入することも、リサイクルの促進につながる大事な活動の一つです。もちろん、不要なモノを購入する必要はありません。